これだけは知っておきたい英語授業レベルアップの基礎
これだけは知っておきたい英語授業レベルアップの基礎
これだけは知っておきたい英語授業レベルアップの基礎
大修館書店 大修館書店
¥ 2,100
英語授業の大技・小技
英語コミュニケーションの基礎を作る音読指導
英語好きにする授業マネージメント30の技 (英語授業改革双書 32)
これだけは知っておきたい英語授業成功への実践
英語テスト作成の達人マニュアル (英語教育21世紀叢書)
■好著、だがやや片寄りが 評価4 日付2006-07-05おそらく、筆者が今まで研究されてきたことの一部をまとめた本である。
理論や実践一辺倒にならず、理論に基づいた考えと、実践的に使える具体的教授法がバランスよく書かれている。
また、Input仮説の記述も詳しく、要点が掴みやすいよう、対話式に書かれており、大変勉強になった。
しかしながら、実践の面では、中学生を対象としたメソッドが中心であり、高等学校、高専、大学の学生を相手にした授業では使いにくいものがあった。また、理論の面でも生成文法のLADをその仮説の基盤としているKrashenのInput仮説に最も多くのページ数を費やしており、Input仮説に対して疑問を持つ教員にはやや片寄った印象がもたれるかもしれない点が残念であった。
■初心に戻れる 評価5 日付2004-04-26英語教育に20年携わってきましたが、環境の変化や教える生徒の変化などで、何をどう教えたらよいのか悩みは尽きません。この本を手にして今の英語教師が基本的にどういうことを念頭に置かなければならないのかが明確になりました。英語教育の更なる改善を願う同僚諸氏、英語教育の充実を模索する後輩諸君、英語教育に身をささげようと意気込む大学生の皆さん、ご一読あれ。
■名著 評価5 日付2003-03-08 本書は「現在の授業をもう一歩レベルアップ」させることを目標としている.ある一つの方法ですべての問題を解決できるほど英語教育をめぐる状況は単純ではないとの立場から,第Ⅰ部で著者は,教室で使える「小さな特効薬」を17もの視点から処方している.本書の実践編であるといえる.また第Ⅱ部は,インプット仮説などのSLAの諸理論の解説を含んだ,いわば理論編である.言語習得の理論が分かりやすく紹介されている.
本書をお薦めする理由は3つある.まず,幅広い層の読者に向けてメッセージが発信されている.大学進学を意識した教室でも,学習意欲が高くない生徒が多い教室でも,本書から得ることのできるアイディアは大いに役立つと確信している.その理由は,これは第2のお薦めする点とも重なるのだが,具体的事例の数と種類に富んでいることだ.現場のにおいがするエピソードには,十分な説得力が存在する.この具体性が本書を一層分かりやすいものにしている.巻末の著者の略歴を見て,その所以がわかった.
お薦めする第3の点は,本書中では「理想」と「できること」の間で絶妙のバランスを保ちながら論が展開されていることである.「できること」の積み重ねの上にある,これから進むべき指標となる「理想」は,私たちの内側から湧き出る活力の泉となる.不思議と何だか私たちにもやれそうに思えてくる.この,私たちのやる気を引き出す「理想」の提示が,何より素晴らしい.
類書は数あれど,そのいずれにも劣らない.ずっと手元に置いておきたくなる1冊である.本書の執筆から若干の月日は経っているものの,むしろその価値は一層増している.
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