注意していただきたいのは、アメリカの会計基準は変わる可能性がある、ということです。例えば「上級」の内容で言えば、「連結」において「パーチェス法」と「持分プーリング法」が紹介されていますが、現在認められているのは「パーチェス法」のみです。本書だけでは最新の情報が得られないので、なんらかの方法で最新の会計基準を知る必要があります。ちなみに私はANJOの受講生ですので、最新情報を得ることができます。もし「英文会計」の知識を仕事で武器にしようと考えるのなら、ANJOなどで本格的に「英文会計」を勉強することをお勧めします。
『入門』のレビューでも書きましたが、この『上級』はセットとして考えるべき3冊のうちの最後の巻です(現時点)。これらすべてがそろって英文会計全体の外観をつかむことができると思われます。
『入門』『中級』の内容を踏襲し、解説と簡単な練習問題で構成されています。この『上級』ではCash flow statementなどの重要な項目を網羅していますが、これまでどおりわかりやすいので、構える必要はありません。教科書の中身がわかりにくい、という場合に頭を整理するために使う副読本として最適化と思います。