満足のいく「説明」を求めるには最適の辞典でしょう。■知識の総点検に最適の一冊。 評価5 日付2006-07-13 三省堂書店が、『いささかの自負(というより、かなりの自信?)』を持って勧めるだけあって、従来の語法・文法に対する、間違った思い込みや、誤った通説などに関する内容が満載の、予備校や高校などの、現場の教師必見の書と言えます。試しに二度、通読しましたが、誤植がほぼゼロに近いことからも、三省堂書店の自負の一端が感じられました。
現場の先生方にとっては、特に、英作文の授業の予習の際に役に立つかと思われます。例えば、fail in the examination のin は不要、とか、be to blame は、実はいわゆるbe to V ではなく、名詞用法に近いものである、などをはじめとして、まさに宝の山、と言っても決して大袈裟ではないと言えるでしょう。
本書とともに、小西先生が深く関わっておられる、大修館書店の『英語語法大事典1〜4集』や、研究社の『基本動詞辞典』『基本形容詞・副詞辞典』『基本名詞辞典』などは、現場の教師であれば、夏休みなどを利用して、できれば通読、または、興味のある箇所の拾い読みをお勧めします。(もちろん、一度に頭に入るものではありません。が、自己研鑽として、やって損はないと思います)
安井稔博士も、自著(英語学の門をくぐって 開拓社)の中で仰られておられるように、『教師は、少なくとも、数年に一度は、自分の知識の総点検を行うべきである』、この言葉を実践するに相応しい書物とも言えるでしょう。⇒ もっと詳しく調べる