英和イディオム完全対訳辞典
英和イディオム完全対訳辞典
英和イディオム完全対訳辞典
朝日出版社 朝日出版社 ジャン マケーレブ
¥ 5,040
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■収録数は多いが翻訳時以外にはあまり使わない 評価3 日付2008-03-09 とても分厚く、収録イディオム数、例文なども多いが思った以上に使っていない辞典。
その理由は、例文とその和訳に力を入れすぎて、肝心のイディオムの使い方の情報が少ないため。
例えば、どれくらいの頻度でそのイディオムが使われるのか、文語として用いられるかなどが記載されていない。
また、この辞典は文章を訳すことに特化していて「Writing」にはあまり活用できないことも難点。
英和だけでなく、和英も乗せて、似た意味のイディオムのネットワークを作っておけばもっと良かっただろう。
値段も5,000円と決して安くないことも、マイナス評価に挙げられる。
結局のところ、この種の辞典は「英辞郎」やアルクのWeb辞書でも十分まかなえる。
今後の紙辞書に望まれることは、ただの和訳例文集にとどまらない物を作る必要があると思う。
■朝日出版社は、口語に強い? 評価5 日付2007-03-19 この辞書を出版したのは朝日出版社。この会社は、ずっと前から口語に詳しい辞典をたくさん出していますよね。その独自の特色を生かした長年にわたる実績を生かして、またもやいい辞書を出してくれました。
自己研鑽のために接する小説とか映画やテレビドラマでよく出っくわす日常表現を、他の辞書をあっちこっち引っ張りまわしても、何となく靴を隔てて痒いところを掻いてるような気がすることが多いのですが、この辞書を手に入れてからは、日常表現はまずこの辞書にあたってから、そのあとに別の辞書を見るようになりました。
他の方がおっしゃってるように、もちろんこの辞書も万能ではないので、他の一般辞書の方が詳しい場合もあるでしょう。でも、やはり朝日出版社が出す日常表現や口語の辞書は、捨てがたい魅力があると思います。
この辞書を買って以来、しょっちゅう使っていますが、どの項目を読んでも感心します。映画や小説や会話や新聞などで長年にわたって読みかじったり聞きかじったりしてはいるものの、なかなか頭に定着しなかったどころか、どういう意味かはぼんやりとしかわからなかったものも、この辞書ではすべて明快に説明してくれています。特に、イディオムを単に訳すだけではなく、なぜその表現がそのような意味になったかを説明してくれているときが多くて、助かります。
たとえば bite the dust(死ぬ)というイディオムは、もともとは「打たれて落馬する」という、西部開拓時代に生まれた言葉なのだと説明してくれているので、すぐにこのイディオムが頭に定着するだけでなく、イディオムの持つ長くて深い歴史も垣間見せてくれるので、楽しいです。
ぜひこの本を端から端まで読んでみたいものだと思いながら、いまだに実行していません。
■英語教育者必携 評価5 日付2005-07-17 最初は単なる大型の熟語辞典かと思いましたが,他の辞書では熟語扱いされていない慣用句や,他の辞書に載っていない訳語(例:That's all there is to it),および気のきいた訳語(例:more or lessに「事実上,~も同然」)などが豊富に載っていて,かつ活きた例文が1つの熟語にたいてい複数載っているのでとても役立ちます。最近同出版社からこの辞書を収録した「E-DIC」というCD-ROMが出たのでそちらの方が検索の便はいいと思いますが,Windowsのみ対応なので,私のようなMacユーザーはこの紙の辞書に頼るしかありません。
■画期的 評価5 日付2004-10-29 すごい辞典です。
日本の辞典や英語教材のデタラメが明らかになります。
「as opposed to」を例にとってみましょう。
・翻訳者に人気の辞書L:「~に対立するものとして、~とは対照的に」 ・電子辞書などで人気の辞書G:「~とは対照的に、~に対立するものとして」 ・ベストセラーTOEIC熟語集D:「~とは対照的に(反対の)」 ・この(マケーレブの)辞典:「~と比べて、~に対して」
他にも様々な辞書や書籍を調べてみましたが、日本のものは大同小異です。
熟語集Dの例文には、こうあります。 「Your needs, as opposed to your wants, should have priority.」 (欲望とは反対に必要性が優先されるべきだ)
この和訳で意味が通じますか? 理解しがたいですよね? 本当の意味はこうでしょう。 「欲しいものより必要なものの方が優先されるべきだ」
マケーレブの辞典の語義こそが、適切かつ簡潔明瞭といえます。
日本では間違った語義が、そのまま流用されているのでしょう。 「as」関連の熟語を少し調べてみるだけでも、このような事例が多数あります。 「as such」「as of」なども、「as opposed to」ほどではないですが、 このマケーレブの辞典の語義は熟語の本来の意味を見事にあらわしています。
学生をはじめ多くの日本人が、的を射ない語義を必死に暗記しているなんて、悲劇です。
■座右の書です 評価5 日付2003-07-24 私はこの本はとても良いものだと思う。
この本は日本で言うイディオムと米国で言うイディオムとの意味の違いに着目し、後者で使われる「idiom」の意味に沿って、イディオム、慣用句、熟語、口語表現などが収録されている。
根本的に「イディオム」の意味の捉え方の違いもあるが、多くの他のイディオム辞典はイディオムとただ意味が載っているだけのものがほとんで非常につまらない。例文もあまり載っていない。
一方この辞典は例文も豊富(英語関連の辞書で例文が多いということは、英語学習には重要なことである!)で、場合によっては使われ方などの説明もされていて、単に辞書だけでなく読み物としてもおもしろいと思う。 そう言った意味では今までなかった"実践的"なイディオム辞典ではないだ!ろうか。
単にイディオムの意味だけが分かれば良い、というだけ人には不適切かもしれないが、イディオムを身につけたい、という人には特にオススメしたい。
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